雨の日に子供が喜ぶ?熊本第一幼稚園【中庭】の秘密

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雨を最大限に活かした幼稚園デザインとは?

あなたの育った幼稚園はどんなデザインでしたか?

雨が降ると外で遊べず、梅雨の時期はエネルギーを使いきれなかったのではないでしょうか。

熊本市にある第一幼稚園は雨が降ると、屋根のない中庭に大きな水たまりができるようにデザインされています。

乾ききらない雨上がりの土の園庭では、遊びが制限されるけど、この水溜りで園児たちは思う存分遊ぶことができるのです!

まるでホテルのようなとっても洗練された施設です。

大人も、子供もワクワク!!

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2階部分も限りなくオープンに作られています。

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厨房もガラス張り。

園児の食への関心も高まります。

トイレも開放的!

画像7 KHB319_d_66103-3photo:e-ensha,spoon-tamago

作り手の園舎にかける強い想い

設計は株式会社 日比野設計「幼児の城」

設計したのは 神奈川県にある日比野設計、「幼児の城」

日本国内に数々の創造的な園舎を作ってきました。受賞歴も数知れず。

日比野設計「幼児の城」のカンパニーポリシーがイケてます。

「少しでも、日本全国に良い園舎を創りたい」
「子供達がすくすくと成長出来る園舎」
「先生達がみんなに誇れる園舎」
「お母さんやお父さん達が預けたくなる園舎」

園が培ってきた歴史を踏まえ、土地の歴史や特性を踏まえ、
その土地にしか建たない、世界でたった一つの園舎をお客様の為に建てたい。

オンリーワンの園舎を創る為に、園での毎日が少しでも幸せになる様な環境創りの為に、
建築設計のみに特化し、常に最新の情報を集め、お客様へ最高の情報を提供する。

そして最高の園舎を提供する事が私達「幼児の城」のテーマです。

まさに、一貫して子供ための園舎を目指しているようです。

真に子供達を強く成長させるきっかけ

また、公式Facebookページの中で「安全」を盾にした子供たちへの過保護、過干渉を否定し『真に子供達を強く成長させる事が大切』にできる園舎を創りたい。

常に先回りして安全を確保するのではなく、子供たちがいろいろな経験をして学んでいく、そんな環境や商品を提供していくのが望ましいのだと述べています。

そして、海外でも取り上げられ反響を呼んでいるようです。

そこには、独創的、楽しい、面白いというだけでなく、たくさんの経験を積み子供を強くしたいという設計会社の思いが込められているのです。

驚くほどの可能性を持っている子供たちとその未来のために。

画像2 KHB319_d_41262-4Via:e-ensha,spoon-tamago


Editors' Voice

園舎に対する作り手の想いが素晴らしい。

子供たちの記憶に刻まれる素晴らしい工夫。

ここで育った子供たちに、どういう好影響を与えるのか。

これからが楽しみだ。

佐藤 駿
佐藤 駿
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デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営

1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。