【納得!】北欧諸国が世界幸福度ランキングで上位にいる10の理由

FEATURE

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1:医療費がかからない

北欧各国で医療費事情は少し違うようですが、例えばデンマークでも医療費は無料です。

日本と違う点は、ホームドクターが決まっていることで何の症状でも相談できます。

自分の家庭、地域を知っている医師にかかりつけとなってもらえると安心ですし、精神的な安心感が得られると心の安定を保つことができ、より好きなことにチャレンジできる環境が増え笑顔を呼び起こします。

2:学費がかからない

北欧では小学校から大学院までの学費が無料です。

会社勤めをしても、MBA取得や自己啓発のために大学院に通うときも学費がかかりません。

失業保険も4年間受給できる制度もあります。

学費がかからないとなぜ幸せなのか?

家庭の収入によっては義務教育後の学校に通えないこともあるので、誰でも平等に小学校から高等教育の学校に通うことができるということです。

進学したい、学びたい機会を無料で与えられていること、これは幸せな機会です。

また、いったん社会へ出たあとに大学へ行って学び、また会社や社会でその知識を使って貢献する事もまた自分とほかの人々の幸せへ貢献できます。

今はインターネットラーニングも普及しているので、学業の選択肢が多いというのは将来の自分を変革するきっかけになります。

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3:インテリアを楽しむ

自然素材を生かしたシンプルな作りで、その色彩も温かさを持っています。

自然を大切にする心、鮮やかな色彩を見て心を温めるゆえにハッピーな気持ちになります。

木を基本として考えることが多く見受けられ、IKEAのようにカラフルな家具が差し色になって空間を豊かにしているように見えます。

色彩から得る印象も感情に影響を与えるので、仕事場やリビングなど用途によって配色を気をつけると目的を最大化することもできるでしょう。

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4:親しみやすいキャラクターが存在

北欧のキャラクターと言うとフィンランドのムーミン、サンタクロースは皆が知っています。

日本も愛すべきキャラクターはたくさんいますが、世界的認知されている誇らしいキャラクターの存在は胸をはれる一因ではないでしょうか。

5:世界中で愛されているブランドが存在する

身近なブランドとして食器のコペンハーゲン、おもちゃのレゴを挙げることができます。

コペンハ-ゲンは心を優雅にし気品を高める。

レゴはスモールワールドの再現、物の具現化、頭の体操などレゴを組み立てる用途は様々ですが、世界中で愛されています。

世界中で心の優雅さ・気品・愛される存在であるものは幸福であるからこそ、このようなブランドを生み出し、親しまれ続けています。

ほかにもIKEAやFlying Tigerなど、例を挙げるときりがありません。

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6:ギスギスしていなくておおらか

ゆっくりと深呼吸できる環境があり、人と人のつながりの信頼関係からこの気質が生まれています。

自然の中でのんびりと過ぎていく時間を感じられる環境にあるのが北欧です。

東京のように狭い範囲に詰め込まれた環境に比べると、広くゆったりとした土地にある自分なりの満足度を高めた愛らしい家、家具に囲まれ家族と団らんの時間を過ごす住環境

リラックスすることが心の健康である源です。

7:他人に親切な人が多い

助け合いの精神も根付いています。

ゆったりとした環境であるから、家族と同じように友人とも接するからなどが理由として挙げられます。

この点、日本も共通しているホスピタリティでもあるので、自分だけでない他者への貢献が豊かな心の形成に役立ってきます。

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8:労働時間が短い

北欧諸国は労働時間が日本に比べると短く、日照時間が長いことで知られています。

残業大国の日本では家にいる時間が大変短いので、家へのこだわりが少なく感じます。

一方、北欧諸国では家にいる時間が必然的に長くなってくるので飽きがこないデザインを追求するがゆえに世界的家具ブランドができてくると言われています。

9:家の優先度が高い

生きていく中での優先度として「家」の価値が高い位置にあります。

家は家族とのコミュニケーションが多くうまれるプラットフォームなので、家を重視する傾向があります。

また、家単体を「家」と見立てず、街や自然も含めて「家」として捉えている人が多く、この発想は日本でも取り入れれたら景観も住まい方も多様になるでしょう。

10:物質的価値から幸福度を算出しない

デンマークやフィンランドの方に話を聞いてみると、「モノ」に固執していないという共通点があります。

例えば豪勢な家やクルマを買いたいという発想よりも「家族の健康」や「自己成長」に重きを置いているように感じます。

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Editors’ Voice 佐藤駿

「モノに固執しないという感覚」は非常に理解でき、日本は様々なインフラも整っていますから、持たない生活もさほど難しくありません。

保有するということ自体にコストが多くかかってきます。

東京で考えると、便利すぎて何か違和感を感じるのは僕だけですか…?

僕は東京と長野の2拠点で生活していますが、それぞれ「東京」と「長野」の当たり前の価値観が存在しています。

もちろん「日本」「海外」でも価値観は異なります。

どちらがいいというわけではなく、インプットが多ければ多いほど自分らしい生活をチョイスする判断軸が増えていくのを実感しています。

今年は海外へどんどん行きたい!


Editors' Voice

佐藤 駿
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デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営

1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。