99歳!伝説のデザイナーが家族に託した約250万円の愛溢れるスモールハウス

HOUSESMALL HOUSE

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50年前に建てられた伝説のデザイナー考案のスモールハウス

ミッドセンチュリー期におけるインテリアデザインに革命を起こしMoMA(ニューヨーク近代美術館)やブルックリン美術館などにて常設展示もされている有名デザイナーJENS RISOM氏。

約50年前にJENS RISOM氏はニューイングランドの沖合にある人里離れた島で、家族の為に隠れ家とも言える安価な家を構築しました。

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約250万円でこのクオリティ

さすが伝説のデザイナーがデザインした家ともあってとてもオシャレなのですが、その費用も20500ドル(約250万円)ととても安価に作られたのだそうです。

現在、この家はJENS RISOM氏の家族によって補修が行われ、5月から11月の間は家族がこの家で過ごしているのだそうです。

RISOM氏自身が過ごした幼少期のデンマークのような牧歌的風景がありその中でのシンプルで原始的な生活がここにはあるのだとか。

そして、その生活を家族もまた何か他のものよりも重要な”素敵な時間”として過ごしており、家族もRISOM氏に感謝しているとのこと。

そしてRISOM氏は

「家族がまだこの家を楽しんで、そしてそれが家族をバラバラにさせるのではなく繋ぎあわせていることを誇りに思うと幸せです」

とも語っています。

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Via:dwell

Editors’ Voice 佐藤駿

数々の名誉を得た伝説のデザイナーJENS RISOM氏。

家族の為を思ったスモールハウスはとても愛を感じます。

約250万円でここまでのクオリティを作れるということは、いかに見せ方やあり方を考えるかということだと思います。

ただ単にお金をかければいいというわけではありませんよね。

彼が残した言葉がこの家の見えないデザインに反映されているように感じます。

「家族がまだこの家を楽しんで、そしてそれが家族をバラバラにさせるのではなく繋ぎあわせていることを誇りに思うと幸せです」

「家」とは、今人生を生ける家族をゆるく繋げる箱なのかもしれません。


Editors' Voice

佐藤 駿
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デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営

1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。