箱を組み合わせる事で「家」ができる?縦横無尽に拡張可能なマイクロハウスがすごい

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90度ずつ回転させると用途が変わる

これはモジュールの設計図面。

4 3 5Photo:dezeen magazine

“90度回すごとに用途が変わる”の意味がご理解頂けるでしょう。

オフィスの時にカウンターだった出っ張りが、バスルームでは収納の為のパーティションになり、リビング・オフィス時には頭上の棚になります。

さらに、ファイバーで強化された軽量な発泡樹脂でできていて、大人が4人いれば回転も移動も出来てしまうという点です。

小さな街すら形成できる?縦横無尽に拡張可能

実はこの家、中国の北京で生まれました。

ご存知の通り、中国は国政のおかげで北京のような都市部に土地を持っている人はほぼ皆無、戸建ての家は持てません。

この移動可能なマイクロハウスは、その規制を受けないのだそうです。

細かくて見にくいですが、よーく見てください。

繋いだり積んだりしながら縦横無尽に拡張可能で、個室が家になり集合住宅になり、敷地さえあれば小さな街さえもつくることが可能でしょう。

10Photo:dezeen magazine

もはやアイデアは無限大ですね。

森の中に組み立てて、小さなコテージ。

40~50㎡程度の土地を借りてマイホームでも良いですし、友人知人と共同生活もいいかも?

容易に規模も変更できますから、スタッフの人数や事業内容に合わせて調節できます。

駐車場を1台分使ってスモールハウス!

貨物コンテナの規格に合わせて固定用のフックが用意されていて、トレーラーにぴったり固定できるそうなので、引っ越しもラクラク。

アナタならどう使う?

いろいろとクリアすべき問題があるかもしれませんが、災害時の仮設住宅に利用できたら素晴らしいですね。

Source&Photo:dezeen magazine


Editors' Voice

佐藤 駿
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デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営

1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。