約438万円、組立ては約1日の家。丸ごと移動できるプレハブハウスÁPH80

HOUSESMALL HOUSE

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400万程度、1日で建てれる家。そんな時代です

マドリッドを拠点に活動するabatonが発表した、プレハブ住宅ÁPH80を紹介しましょう。

ÁPH80は、スペイン産のもみの木を素材とした木造住宅。

この独特のファサードは、ファイバーセメント板。

窓やドアがないように見えるのは、すっぽりとこの合板で完全にカバー出来るから。

つまり、移動や長期保管にも耐えうるデザインという訳です。

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床面積は9メートル×3メートルの27平米。

ワンルームマンションと同じ位ですね。

コンパクトながらもリビングキッチン、バスルーム、ダブルベッドも収容できる、なんとも快適な空間。

欲張らなければ夫婦で住める広さだと思います。

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abaton社は、サステナビリティをコンセプトにした作品が多く、この住宅の素材にも、リサイクル可能かつ低アレルゲンな木材を使用しています。

お値段はというと、3万2千ユーロ(日本円で約438万円)と比較的リーズナブル?!

組立てのための所要時間はおよそ1日とのことなので、試してみる価値はあるかもしれません。

家が高いのは施工費が高いという要因もあります。

工場である程度生産し、現場では据え付け作業だけのような感覚であれば、コストを抑えることは十分に可能でしょう。

もっと増えないかな、こういう発想。

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Via: http://www.dezeen.com/2013/08/28/casa-transportable-house-aph80-by-abaton/


Editors' Voice

佐藤 駿
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デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営

1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。