Photos: Dean Kaufman
二拠点で活動する事を選択
ニューヨーク在住のスタイリスト兼インテリアデザイナーScott Newkirk氏が、セカンドハウスとして建てたのが、この家。
「多忙な生活から離れて、自然に囲まれた休日を過ごしたい」と彼が選んだ街は、ニューヨークからは車で2時間くらいの距離にある、Yulanというところ。
生活インフラが整い、生活や仕事場の選択肢も多様に選べる時代。
これくらいの距離だと、自分の生活に置き換えても実現可能かな?と思えるセカンドハウスの間隔です。
Photos: Dean Kaufman
「何もない」という豊かさ
なんとなく田舎暮らしがしたいな~、という気軽なものではなく、彼はとにかくストイック。
ONとOFFを切り替えるために、あえて電気も水道もなし、インターネット回線も繋いでいないのだそう。
ライトをキャンドルで代用することで、明るすぎずリラックスできる空間になっています。
「モノ」はお金を払えば得ることができるが、あえて「持たない」「シンプル」にすることによって、普段の生活における「ノイズ」に気づくことができるかもしれません。
オフラインのインプットって人間本来の大事な部分ですよね。
Photos: Dean Kaufman
Photos: Dean Kaufman
Photos: Dean Kaufman
まるで周りの森と同化するかのように、室内にも植物がたくさん並んでいます。
普段暮らすニューヨークの街とは正反対の、厳かで静かなこのキャビン。
断捨離なんていう流行りとは比較にならない、シンプルな生活ができる潔さに憧れます。
「普段と違う世界に身を置く」ことでよりよいアウトプットに繋がる。
このメリハリは、人間としての幅をもたせてくれることでしょう。
via:OFFGRID
Photos: Dean Kaufman
佐藤 駿 Facebook Twitter
デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営
1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。