本当にプレハブ?上質すぎるスウェーデンの家「Tind」

HOUSESMALL HOUSE

おしゃれなプレハブ1Pic:dezeen

プレハブ×デザイン性

どう見てもプレハブには見えないスタイリッシュな外観と、北欧のセンスあふれる部屋。

どうしてもプレハブと聞くと、仮設事務所のイメージやあまりかっこよい印象はでてきません。

このプレハブハウス「Tind」はストックホルムのデザインユニットであるClaesson Koivisto Rune が設計したもので、プレハブのイメージを一新するデザインです。

そもそもプレハブ工法とは、

プレハブ工法(プレハブこうほう)とは、あらかじめ部材を工場で生産・加工し、建築現場で加工を行わず組み立てる建築工法のこと。

プレハブは工場で効率的に組み立て、現場での職人さんの手を減らすことができコストもさがるので非常に有用な手法なのですが、輸送する際のサイズ縛りやデザインの制限もでてくる。

これまで建築家が携わることの少なかったプレハブハウスにあえて取り組むことで、今までになかった「デザイン性」という価値を付け加えました。

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おしゃれなプレハブ2Pic:dezeen 

仕様によっては、暖炉、天窓、アイランドキッチンまであり、機能性にも洗練された雰囲気にも「ホントにプレハブ?」と疑ってしまうほど。

経済的な上に品質も良く、すばやく建てられてこのおしゃれ感なら、ぜひ住みたいという人が後を絶たないかも知れません。

まだまだプレハブには、デザイン(表層のデザインだけではなく、家という存在の再定義)の力が必要だと感じます。

Via:dezeen 


Editors' Voice

佐藤 駿
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デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営

1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。