「財布・通知・活動ログ」だけがとれる、必要な機能だけに絞ったスマートウォッチ

PRODUCTTECH

SONYが提案するスマートウォッチとは

スマートウォッチは数あれど、デザインや機能に多少の差異はあるものの、総じて「スマホ機能を凝縮して腕にはめられるサイズにした」ものばかり。

そんな思いで眺めている中、SONYが素敵な提案を見せてくれた。

SONYが進める、まだ世の中にない感動価値を提供したいというチャレンジャーとサポーターが夢の実現に向けて共創するためのプラットフォーム“ First Flight”のプロジェクトのひとつwena wrist。

Wena=wear electronics naturallyで、“人々にもっと自然に、違和感なく、ウェアラブルデバイスを身に着けて欲しい”というコンセプトとのこと。

目指したのは“腕時計であること”

imagephoto:First Flight  by Sony

思いつくありとあらゆる機能を詰め込んだモンスターガジェットではなく、“さりげなく身に着けられ、腕時計としての所有感や文化に敬意を払ったものを作りたい”という思いで開発を始めたというだけあって、ごく普通にムーブメントを有し、クォーツで駆動する、しかしシンプルで格好良く、洒落たデザインの“腕時計”なのである。

Editors' Voice

ぼくはapple watchユーザーだが、まだまだ機能を持て余している。

SONYの提案のように「本当に使うものだけ」に絞ったスマートウォッチの方が実際に使うシーンが容易に想像できる。

実体験で得たフィードバックをより早く、本質的に有益であるプロダクトを提案することが重要なこととなるだろう。

佐藤 駿
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デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営

1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。