「豊かさ」とは何か?それは自分で基準を決めることだ。
FEATURE自分の基準で生きているか?
豊かとは?
・ゆとりが見えるほど満ち足りた状態であること。
・不足せず十分なさま。
・のびのびとしたさま。
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一般的に「豊か」と言われると、お金を持っていて余裕のある生活をしていることを思い浮かべると思う。
お金は選択肢を増やすことができる便利なツールだ。
お金の使い方次第で、人生において自分自身が定める「豊かさのライン」に近づけることをより早く実現できる。
資本主義上に生きている僕たちにとって、お金は必要だとは思う。
だからといってお金がなければ豊かではないのか?と言うと、そういうことでもないと思うのが僕の考えだ。
なぜならば家族構成や取り巻く環境によってコストは人それぞれ変わるからだ。
「最適なサイズ」を冷静に見極め、構築することが大前提なのではないか。
あなたにとって最適なサイジング
THINK FUTUREでよくスモールハウスを取り上げているが、何でもかんでも「スモールがいい」という意味でアップしているわけではない。
よく勘違いされるのだが、スモールハウスは一つの選択肢でしかない。
例えば、4人家族で狭い空間に住んでいるのは僕にとって豊かには感じない。
冷静に振り返ってみると、普段の生活の中でよく使う場所ってリビングと寝室くらいじゃね?→だったら寝る場所とリビングがあればええやん→じゃこのくらいのサイズで!って決まってくるもんだと思う。
単身だったらスモールハウスという暮らし方を選択してもいいと思うし、4人家族でスモールハウスが最高だ!って基準の人がいたらそれはそれで正解だ。
家に関して言えば、なぜかどんどん大きくしがち。
子供が増えるかもしれないし、収納はいっぱいあった方がいいとか。
子供が増えた時・巣立っていった時に増減できるくらいのフレキシブルさが家にもあればいいし、収納に収まらないくらいのモノって本当に使っているか?
まず疑ってみればいいと思う。
会社形態も同じで、社員が多い・売上が多いからなんかすごいとかどうでもよくて、自己実現ができていればいいんじゃねえかなと思う。
経営者によって異なるのが当然だ。
「いい」ってなんぞや
僕たちが「当たり前」と感じる価値観に、様々な疑問がある。
いい大学を出て、いい企業に勤めて・・・
「いい」ってなんぞや。
「いい」の基準は自分で決めれば、マジョリティの「いい」はむしろ関係ない。
長い間当たり前と言われてきたものこそ、疑いを持つべきだ。
「石の上にも3年」
このことわざもも意図はよく理解できる。
だけど、これだけ流動的でスピードの速い時代でこの言葉すっぽりはまるのかな?
こういった小さい疑問を紐解いていき、自分なりの「豊かさの定義」を決めることで行動する判断軸となるんじゃないかな。
なんか書きたくなったのでババッと書いてみたんす。
佐藤 駿 Facebook Twitter
デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営
1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。