作られた常識を疑え!自分の判断基準を持つことによる解放

FEATURE

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いつも何かの枠にとらわれ、しがらみの中で生きることを息苦しく感じている人も多いのではないでしょうか?

そんな人も、まずは「常識を疑う」ところから始めてみてください。

そうすることで今までと少し違った見え方や発見があるかもしれません。

常識とは?

常識とはなにか。

あらためて考えたことのある人は少ないと思います。

広辞苑で『常識』という言葉をひくと『普通、一般人が持ち、また持っているべき知識』のことと書かれています。

他にも理解力や判断力、思考分別なども含んでいるようです。

持っているべき知識に翻弄されているというよりも、私たちは普段『常識』と一言でくくられている理解力や判断力、また思考の違いなどのしがらみにとらわれているのかもしれません。

常識を疑う方法1 権威を恐れない

地位の高い人には謙遜してしまい、遠慮してしまいます。

でも、その権威だけで物事の正しさや優劣を決めて良いわけではありません。

地位や階級が上の人でも、下の人でも、同じような視点で接することが大切です。

特に、常識を疑う際には自分より権威の高い人を、より注意深く観察し、判断することが大切です。

地位や権威を利用して、そのままその人の都合の良いように物事が正しいとされるような雰囲気は作らないようにしましょう。

常識を疑う力2 ”慣れ”には危機感を抱く

”慣れ”は怖い、という言葉はよく聞きますが、習慣になってしまったことをそのまま常識だと勘違いしてしまう人がとても多いのが現状です。

自分の中での習慣は、決して一般的なものではありません。

したがって、それらは『常識』ではないのです。

その区別ができずに、慣れや習慣を常識へとすり替えてしまうと、常識を疑うことができなくなってしまいます。

常識を疑う力3 他人を受け入れる

他人の文化や他人の意見、他人の価値観などを受け入れることで『常識』を打破するきっかけをつかむことができる場合があります。

それは、自分を軸に考えた時とは違って、他人のいろいろな面を知り、いろいろな習慣や考えを知ることで、これまでの自分の考えを俯瞰してみることができます。

まずは相手のことを受け入れて、異文化や違う価値観を持つ人とも交流することで、”当たり前”は少なくなり、『常識』を疑うことができるようになります。

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いかがでしたか。

ありふれた『常識』を少しでも疑い、自分の判断基準をもって生活したい方は、形式や習慣にとらわれすぎず、自分の尺度をもって判断するようにしましょう。

それは、自然とこれまでの『常識』を疑うことでもあります。

Editors' Voice

「常識」ってなんなんですかね。

国、世代、性別が違うだけで「当たり前の基準」が多々存在するわけであります。

昔からあることわざも常識としてありますが、すべて今の時代にあっているとは思えません。

ことわざもアップデートすべき。

佐藤 駿
佐藤 駿
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デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営

1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。