海外ノマドワーカーの真実!社会人経験ゼロでフリーランスになった私が、世界中を旅しながら働いて学んだ5つの教訓

FEATURE

03. 社会に貢献する気持ちがないと虚しい

世界中を旅行できてうらやましいと言われますが、「ただ旅するだけの人生は虚しい」と気が付きました。

なぜなら、旅をしているだけでは世界中の誰にも必要とされていないからです。

このことに気がついてからは、自分のためではなく社会のためにできることを探すようにしています。

フリーランスとして自分が生きていくためにお金を稼がなくてはいけませんが、それよりも社会のためにできることを考えるように変わりました。

「社会貢献のために自分を一番有効に使える場所・方法は何か?」と考えた結果、私は世界中を移動しながら各国の日系企業や現地に暮らす人のためにフリーランスとして働いています。

そのため、仕事内容は多岐にわたります。

◆農業コンサルタント

◆ライター

◆カメラマン

◆Webメディアコンサルタント

◆NGOコーディネーター

◆輸出入品のバイヤー

◆ガイド兼通訳

など、とにかく人の役に立てることならなんでも引き受けています。

例えば、南米の少数民族の村に一ヶ月半滞在し、ふんどし姿でカメラマンをしたこともあります(笑)

ふんどしカメラマン

04. 日本はいい意味でも悪い意味でも面白い国

海外で2年半以上生活していると、祖国・日本についても見方が変わってきます。

外国で暮らし始めた最初の頃は「なんて、日本は素晴らしかったんだ!」と日本の良い面ばかり思い出し日本を恋しがっていましたが、次第に日本と外国の違いを【良い or 悪い】の優劣ではなく、【それぞれの国の特徴】として捉えられるようになりました。

「海外に行くと日本の良さが分かる」と言いますが、私はそうは思いません。

海外に行くと日本の良さが分かるのではなく、「海外に行くと日本の『特徴』が分かる」のではないでしょうか?

諏訪大社

なぜなら、確かに日本は特徴的で面白い国ですが、問題も抱えているからです。

環境問題、政治問題、オリンピック問題、放射能汚染問題など様々な問題があり、例えば東日本大震災からそろそろ5年経ちますが、未だに海外から見れば「日本は放射能に汚染された危険な国」というイメージのままです。

最近、日本では日本の良い所ばかりを誇張するテレビ番組が流行っているそうですが、「自画自賛を喜ぶ国民」は危険なサインに思えます。

ただし、日本は独立国家の歴史が長く、世界大戦の敗戦を経験し、経済バブルを起こし、大地震からも何度も復興を遂げていて、良い意味でも面白い国だとは思います。

05. 私たちは最高に面白い激動の時代を生きている

これだけは間違いありません、私たちは最高に面白い激動の時代に生きています。

戦国時代や明治維新の小説を読み、激動の時代を生きた人物の物語に夢見る人は多いでしょう。

世界が大きく変わる時代にタイムスリップして、織田信長や坂本龍馬のように活躍したいと思ったことはありませんか?

そんな夢を見る必要はありません。

なぜなら、今がまさに激動の時代だからです。

◆数年前までは、だれもiPhoneを持っていませんでした。

◆数年前までは、格安航空会社LCCはなく一万円以下で国家間移動なんてできませんでした。

◆数年前までは、ツイッターがきっかけで革命が起きるなんて、ありえませんでした。

◆数年前までは、海外や田舎に住み、クラウドソーシングで仕事の依頼を受けることはできませんでした。

◆数年前までは、クラウドファンディングを利用して資金を募り、自分のアイデアを形にすることはできませんでした。

◆最近では、ドローンや3Dプリンターも誕生しています。

 

今は間違いなく、戦国時代や明治維新に負けないほどの激動の時代なのです。

社会人経験がゼロでも、世界中を旅しながらフリーランサーとして働くことも可能な時代です。

現に私がそれを、実現しています。

ウユニ塩湖でジャンプ

激動の時代を楽しみましょう。

一緒に新しい未来を作りましょう。

最後に

今回は「社会人経験ゼロの私がフリーランスで海外を旅しながら働いて学んだ5つの教訓」を紹介しました。

01. 人の人生は一人一人違う

02. ビジネスマナーは大切

03. 社会に貢献する気持ちがないと虚しい

04. 日本はいい意味でも悪い意味でも面白い国

05. 私たちは最高に面白い時代を生きている

 

いかがでしたか?

今は自由に生きることができます。

仕事を変える、働き方を変える、住む場所を変える、生き方を変える、すべてあなたの自由です。

なにか挑戦したいことがある人は、ぜひ挑戦してみてください。


Editors' Voice

宮崎くんの実体験から得たアウトプットは非常に面白い。

彼のような「個」が際立ち、世界を見てきた引き出しの多さをバリューとして世界中で活躍してほしい!

世界中に貢献して、また帰ってきてね!

佐藤 駿
佐藤 駿
佐藤 駿    Facebook  Twitter

デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営

1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。