【まったく土に触れない?】リアル×バーチャル農場を繋ぐ新しい農業モデル「テレファーム」

FEATUREFOOD

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まったく土に触れない!?野菜の遠隔栽培

畑をレンタルして、作物を育てて収穫する。

よく耳にする話ですよね。 

時間も、畑もない、ましてや農業の知識などまるでない。

それでも、全く土に触れることなく、理想の有機栽培野菜を手に入れることができるとしたら?

そういう願いを可能にしたのが、遠隔農場テレファームという会社です。

利用者はインターネット上のバーチャル農園で、ゲーム感覚で作物を栽培します。

すると実際に、「テレファーム」とその契約農家が作業をして、栽培し収穫した作物が、利用者へ届けられるという仕組みです。

リアル野菜の連動栽培 h007

ネット上で指示→実際の畑で連動した作業

利用者はテレファームのシミュレータで作物を栽培すると、連動してリアルな畑にも同じように、栽培されていきます。

野菜の作付けの品種、量の選択をし、成長を確認しながら水やり、施肥など、指示するのです。

そのため、農業の知識も知らずしらずのうちに養われていきますね。

もちろん、時間のない人は「自動栽培オートモード」という、作物の育成を運営者に任せる機能も用意されているようです。

月額500円+種代で利用可能。

system.jpg 事業概要図

Editors' Voice

農業だけに限らないが、こういったリアル×インターネットの組み合わせで大きなイノベーションは起こりうると思う。

市場規模の大きい業界とベンチャー企業が組むことで、国内での新しいモデルがどんどん創出してくることがこれからの未来には必要なこと。

佐藤 駿
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デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営

1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。