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驚愕の飛行機ハウス
アメリカ・オレゴン州の森の中に横たわるボーイング727。
一見すると墜落した飛行機か!?とぎょっとするが、実はこちらはれっきとした個人の家。
時はさかのぼること1999年、当時エンジニアだったブルース・キャンベル氏は引退する飛行機をスクラップにするのではなく、何か別のものとして再利用できないかと考えた。
3年間で約1200-1800機が解体される現状
今後、3年間で約1,200-1,800機の飛行機が解体され、20年間でおよそ500-600機が引退すると言われている。
そんな中、これらの使用済み機体やエンジンをリユースしようとする動きが広がっており、彼はそれを実現した数少ない人たちのうちの一人なのだった。
キャンベルは20代の頃、約10エーカーの土地を$23,000で購入し、その頃からすでに飛行機を置こうと考えていた。
当初は貨物輸送用のミニバンを住宅代わりにしようと予定していたが、その後飛行機自体を家にしてしまうことにしたのである。
そのミニバンは、今でも庭にたたずんでいる。
$100,000で購入したボーイング727機のリノベーションには数年かかり、家として住み始めるには容易ではなかったが、彼は今ではここでの質素な生活を楽しんでいる。
夜はなんと布団で寝ている!というキャンベル氏。
食事はもっぱら電子レンジとトースターを使ってできる簡単調理だが、機体の尾翼部分をリユースして作った自作のシャワーもばっちり完備されていて、快適だという。
コックピットに座ればさながらパイロット気分も味わえる、乗り物ファンにはたまらないドリームハウスだ。
日本に登場する可能性
彼は実は今、約$220,000をかけて2機目の飛行機ハウスの制作に取り掛かっている。
次に使用するのは引退したボーイング747。
それをなんと日本に運び、新しい拠点をつくるというが次なる目標だそう。
「大切なのは楽しみを持つことだよね」とキャンベル氏。
日本で飛行機ハウスに出会える日も近いかもしれない。
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佐藤 駿 Facebook Twitter
デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営
1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。