資材は郵送→自分で組み立て。150万円の手作りハウスが北欧で流行る一つの理由

DIYHOUSESMALL HOUSE

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たった2日でできる家

スウェーデンの建築家・デザイナーの Jonas Wagell氏は、たったの2日で建てることができるモダンプレハブミニハウスを創り、実際に住んでいます。

北欧では5年ほど前からモジュール式プレハブ住宅が人気だそうです。

資材は郵送で届き、自分で組み立てる。

いわば”IKEA式”とでも言ったほうが伝わりやすいでしょうか。

3Dプリンターの普及で郵送すらも今後なくなっていくのでしょうか。

Mini Houseと名付けられたこの家もモジュール式の小さな別荘です。

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自然の中で自由に過ごしていい制度「自然亭受権」

北欧でこのタイプの住宅が流行った理由のひとつは自然享受権

これは自然の中で自由に過ごして構わないという権利。

空き地でテントをはったり、森でキノコを採ったりなんてことで咎められることはなく、一時的な建築物を設置することも自由(ただし15㎡以内)。

日本ではちょっと考えられないシステムですね。

それをうまく利用したプレハブ住宅は、北欧の市場にうまくはまったのでしょう。

Mini Houseの基本セットは、壁と主要構造、窓、屋根、断熱材など。面積は15平方メートルでデッキ付き、12,200 EUR(約150万円)。

家と同じサイズのテラスと、不必要なデコレーションを一切施さない仕上げが特徴で、フレームや余計な飾りがない窓は、影を作る役目も果たす、シンプルな木製の柵も効果的に使用されています。

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オプションとしてキッチン&バスルーム

暖炉やサウナも設置可能。

自分が本当に必要なものだけをチョイスできるから、限られた面積でシンプルな生活が楽しめそうです。

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世界で最もホットなデザイナーの一人でもある、Wagell氏は、小さな住まいに広く住んでいます。そして、彼のセンスがギュッと詰まったおしゃれなタイニーハウスです。

今、世界的にも増えつつあるタイニーハウスですが、この Jonas Wagell氏によってデザインされたタイニーハウスは、また新たなタイニーハウスのイメージを変えるデザインではないでしょうか?

Via:minihouse


Editors' Voice

佐藤 駿
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デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営

1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。