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日本の伝統的スタイル「茶室」
茶室といえば千利休が打ち出した”狭い”茶室の様式が一番に思い浮かびますが、それは日本古来から続くスモールハウスと言ってもいいかもしれません。
国土の問題かもしれませんが、カプセルホテルや茶室など昔から狭いスペースを当たり前のように使うのが上手な日本人。
そのスタイルが海外へ飛び出し、チェコの感性と日本の美が融合した”TEA HOUSE”がコチラ。
友人と共にお茶を通じて共有する時間をより親密にできる”部屋”=”茶室”という日本の伝統を取り入れたかったそう。
日本伝統は日本人でも気づかない尊さがまだまだありそうです。
3平米の小さな”TEA HOUSE”は天井が半ドーム状となっており、そこから採光される光によってモダンなデザインがよりモダンに見える綺麗な曲線美デザインになっています。
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狭い空間だからこそできること
庭の片隅に目立たないように建てられたのも、”TEA HOUSE”に入った時の驚きを強調するためなんだそう。
より親密になれる時間を共有するというのは狭い空間だからこそできる特有の雰囲気かもしれません。
日本人でもなかなか茶室を持つことはありませんが、日本の伝統を見なおして茶室の特徴をスモールハウスにも取り入れてみたいですね。
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Via:HomeDSGN
佐藤 駿 Facebook Twitter
デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営
1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。