Tengbom Architectsは、建築費も賃料も手頃な価格で、かつ環境に優しくスマートである、学生専用のフラットな住居を設計しました。
これはスウェーデン南部にあるルンド大学の協力を得て、開発されたもの。
学生向けに賃料を安くするため、10平米という小ささではあるものの、生活するために必要な機能は十分に揃っています。
今後は学生向けだけではない、ミニマムハウスが新たなジャンルを確立するであろう。
外観はシンプルながらも木のぬくもりを感じられ、どことなくキュートな印象。
明るい白木とグリーンの色の組み合わせは、学生らしくさわやかで快活な印象を受けます。
中をみてみると、リビングエリアにキッチンとバスルームがコンパクトにまとまっており、ロフトが寝室代わりとなっています。
建材には地元スウェーデン産の材木を使い、クロスラミネーテッド・ティンバー(ヨーロッパの木造構法。直交積層無垢パネル)を採用。
再利用も可能な上、地元の資材を使うことで移動距離も短くなるため、建設費だけでなくCO2の排出量も抑えられるという計算です。
お財布にも地球にも、そしてなにより学生に優しいというのが嬉しいですね。
Via: http://www.contemporist.com/2013/09/09/student-flat-by-tengbom-architects/
佐藤 駿 Facebook Twitter
デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営
1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。