外壁に取付可能!一人用キットハウスの使い道とは?

HOUSESMALL HOUSE

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外壁に取り付けることができる?一人用キットハウス

2015年7月、“Fakro Inspires International Design Competition”で最優秀賞を獲得したイギリスの若き建築家:James Furzer氏による斬新なアイデア“Parasitic Pod”

日本語にするなら寄生する容器とでも訳すべきでしょうか。

イギリスの犯罪学調査レポートによれば、現在路上で夜を明かすホームレスの数は、ロンドンだけで6,500人を超えるそうです。

さらに、暴力犯罪の被害者になりうる確率は一般の人のおよそ13倍、盗難被害に遭う確率は47倍にも上るとのこと。

人間は誰にでも温かく、安全な場所で体を休める権利があるはずです。それがたとえホームレスであったとしても厄介者のように扱うのではなく、彼らを思いやり、いたわる気持ちで彼らのことを考えることが自分の責務だという思いがありました。

と語るFurzer氏。

彼らを犯罪から守り、悪天候に左右されることなく安心して眠れる家を造りたいという発想から生まれたコンセプトだそうです。

一見すると大きな出窓かサンルームのような出で立ちですが、実は既存の建物の外壁に取り付けることができる一人用のキットハウス。

03Photo:Upworthy

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佐藤 駿
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デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営

1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。