この約10㎡の動く家に住んでいるのは、プロスキーヤーのザック・ギフィンとガールフレンド。
スポーツ選手がミニマルハウスに暮らしているって、なんだかちょっと意外な気もしますが、彼はアメリカで「Tiny House Nation」 という、小さな家で暮らす人を紹介する番組のホストも努めています。
この家に暮らすメリットは、何よりも移動できること。
スキーをいろいろな土地で楽しみたい彼は、可動する小さな家で暮らすことを決めました。
選んだのは注文式の住宅で、かかったコストは約2万5000ドル(約260万円)。
自ら7週間かけて建て、塗装だけ業者に発注するという、無理ない方法で、自分の家を手に入れる事ができました。
そして暮らし始めて3年、すでに3万kmも移動したと言います。
米国では、新築物件の平均サイズが約220㎡(広っ!)と、過去最大に増しています。
その一方で、そんな広い家を購入できないという層が増えているのも事実。
「広ければいい」という価値観にも変化が生じていて、実際、持ち家率は64.8%で過去最低とか。
「なによりも、家賃にしばられないことがミニマムハウスの魅力」とギフィンは語っています。
日本でも、小さな家で快適に暮らせるコツを探っていきたいですね。
Via:http://www.nytimes.com/2014/07/03/garden/so-small-but-already-a-tv-star.html?_r=0
佐藤 駿 Facebook Twitter
デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営
1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。