【遮るものは何もない!】屋根を開いて空を楽しむツリーハウス

HOUSESMALL HOUSE

gallery15l

大きく開く!屋根の醍醐味

ツリーハウスに憧れる理由は自然が好きだったりワクワクする冒険心をかき立てられたり喧騒から離れた場所でのんびりと過ごしたいといった様々な理由がありますが、その理由をすべて満たし、さらに想像以上にツリーハウスを愛する人を満足させてくれる家がイギリスのKielder Water and Forest Parkと呼ばれる敷地内に設置されました。

そのツリーハウスはなんと屋根が開いて遮るもののない空を楽しむことが出来る!というのもの。

Skyden-1

天窓が開くというわけではなく、三角屋根で構築されたツリーハウスは豪快に建物全体が開くようにして部屋と空を一つに繋げてくれることが出来ます。

四角、三角、丸という形を組み合わせそれぞれが独立した機能を持つように作られたというツリーハウスは四角となる部分にキッチンとダイニング、丸の部分は屋外で森の景色と川のせせらぎを聞きながらのんびりとできるスペース、そして三角部分がベッドがあるだけのシンプルな部屋。

シンプルと言っても屋根全体が開いちゃいますけどね。

Skyden-5 Skyden-3

星空も日差しも独り占め

夜には満天の星空を見ながら寝転び、朝には小鳥のさえずりと気持ちのよい森の日差しで目覚めることが出来るという、ツリーハウス好きにとっては最高の贅沢かもしれません。

自然をより楽しみたい、周りの環境を贅沢に感じたいそんな気持ちが屋根全体を開くというアイデアを生んだのかもしれません。

もっともっと!という気持ちも楽しいアイデアを生むインスピレーションの一つかもしれませんね。

Skyden-4 Skyden-2

Via:thetinylife

Editors’ Voice 佐藤駿

外に出ればそれでいいんじゃないか!という家ですが笑

「家の一部が可動する仕組み」という点は、アップデートとして必要な感覚かもしれませんね。

不動のものでなくなれば、家という用途が拡張していきます。

例えば、今日は風が強いから風力発電装置出そうとか、今は日差しが南東に向いてるから南東向けに太陽光発電を角度調整したり。

ioTがどんどん発達しているので、モノのインターネットはどんどん試していきたい分野ですね。


Editors' Voice

佐藤 駿
佐藤 駿
佐藤 駿    Facebook  Twitter

デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営

1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。