健康リスク9割減?クリーンな加熱式タバコ『iQOS』

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タバコは「百害あって一利なし」と言われるほど、病気へのリスクが高く、近年の嫌煙ブームに乗り、愛煙家の方は肩身の狭い思いをしてきたのではないでしょうか?

それを覆す画期的な加熱式タバコが「周りの人の不快感を減らしたい」との思いから開発され、注目されています。

次世代型!燃やさない「加熱式」タバコ

AA8etIUphoto:iqos

IQOS(アイコス)は火を使わず加熱するだけなので灰が出ず臭いが少ない為、周囲へ副流煙を大量にまき散らすこともなく、衣類や髪に匂いが付きにいのが特徴

また日本の電子タバコは薬事法により規制がされていたためニコチンやタールなどが入っておらず、たばこ好きには少々物足りなさを感じました。

しかしIQOSは、パイプたばこの一種として認定されており、ニコチンやタールを含んだ「マルボロヒートスティック」をiQOS ホルダーに装填し使用するため、たばこ本来の味わいも楽しめます。

アプリも連動?ルックスも美しい『iQOS』

iQOSキットは、ホルダー、ポケットチャージャー、専用 AC アダプター、専用 USB ケーブル、専用クリーナーブラシ、ユーザーガイドが付属しています。

AA8eoIsphoto:iqos

実際に使う際は、充電したホルダーにヒートスティックというタバコを差し込み、数秒加熱、そして加熱完了すると普通のたばこと同じくらい吸えます。

1本吸ったら約6分間のホルダー充電が必要なので、連続吸いはできません。(吸いすぎ防止にはいいと思う)

煙は本来のタバコよりは少ない印象ですが、十分吸っている感じはあります。

吸い終わったら、燃やしていないのでそのままスティックをゴミ箱に捨て、ホルダー内の残りカスを掃除する…普通のたばこに比べて少々面倒なのがネック。

僕は息を吹きかけて終わりにしています(コラー)

そして、アプリ連動も話題になっていますが、現在のところ割引クーポンの発行以外に用途は不明で、アプリ自体の動きが悪く不評です。

これからはアプリでタバコ回数などパーソナライズデータを蓄積していったりするのでしょうか?

まだまだ至らないところは沢山ありますが、アプリの活躍はこれからに期待です。

通常のタバコ健康リスクが9割減?

356681_615photo:iqos

通常の紙巻きたばこよりも、iQOSは有害物質の量が9割カットされることが実証されているようだ。(まだまだ実際のリスクは判断しにくい時期だろうが)

また、実験段階では疾患リスクが少なくなるデータがあり、iQOSを実際に吸っている方の感想を読むと、今までよりも体調が良くなったなど、通常のたばこよりも体に優しいと言えるでしょう。

ただし、ニコチン、タールなどを使用している以上害がないとは言えません。

通常の紙巻きたばこの煙には4000種類以上の化学物質が含まれ、そのうち有害と分かっているものだけで200種類以上もあります。

またこれらの中には40~60種類の発ガン物質が含まれています。

そして、非喫煙者と比較した喫煙者の死亡率は、くも膜下出血で1.8倍、肺がんは4.5倍、咽頭がんではなんと32.5倍にもなります。

また、歯槽膿漏を起こしやすく最悪歯が抜けることも。

さらに恐ろしいのは受動喫煙です。

たばこを吸う夫を持つ、吸わない妻は吸わない夫を持つ妻よりも1.9倍肺がんが発生しやすいこともわかっています。

これだけ危険だと分かっていながらも、やめられないのがたばこ。

せめて周りに迷惑を掛けない「iQOS」を使って、徐々にたばこへの依存率を減らしていくきっかけになればいいですね。

Via:iqos,msn ,walkerplus, ncvc


Editors' Voice

健康リスクが本当に9割減になるタバコだったらかなり衝撃的なイノベーションになると思う。

タバコはみんな辞めたい気持ちはあるもののやはり辞めにくい。

健康リスクがゼロになるタバコ早く開発されないかなー。

そしてKOOLを出して欲しい(切実)

佐藤 駿
佐藤 駿
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デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営

1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。