新しいキャンプの形、グランピングとは?
Glamping(グランピング)という言葉をご存じでしょうか?
最近欧米では「豪華なキャンプ」や「おしゃれなキャンプ」を意味する「glamorous camping」というスタイルが生まれています。
日常から離れてワイルドな自然の中で過ごすキャンプを、自宅にいるような快適な空間で過ごしたい。
「ソウルボックス」と名付けられたこの小屋は、ワイルドなキャンピングに飽き足らなくなった人たちが、日常と非日常のギャップを楽しむためのキャンプなのかもしれません。
手がけたのは、allergutendingeという設計事務所です。
可愛らしいキュービックなフォルムが魅力
何といっても目を引くのが今にも動き出しそうな、インパクトのある外観。
男の子なら大きなロボットの中に自分が入ることを、誰しも一度は夢見たはず。
そんな少年時代の夢を現実にする遊び心たっぷりの建物は、キッチンにベッド、そして屋根を開けて、陽の光と気持ちのいい風を室内に取り入れる二階のフロアで構成されています。
広大な草原や湖のほとりに組み立てれば、そこが自分の別荘に早変わり。
そんなわがままが叶いそうです。
休日が終われば「分解して持ち帰れる」構造
小屋を組み立ててはバラす。キャンプもここまで進化した木のぬくもりと堅牢さを併せ持つ「ソウルボックス」ですが、あくまでもキャンプのための小屋。
休日が終われば分解して自宅に持ち帰ります。
そして次の場所で組み立てられる日を待つことになります。旅先を選ぶのも、一段と楽しくなりそうですね。
「移動できる家」の未来は、これからますます広がっていくでしょう。
Sourse:allergutendinge
佐藤 駿 Facebook Twitter
デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営
1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。