「南の島には幸せがある」沖縄&鹿児島で島暮らしを体験して気がついたコト
FEATUREこんにちは、ライターの宮﨑(@JIBURl)です。
世界中の島の魅力を広めている高城剛さんは「南の島には幸せがある」とおっしゃっています。
参考リンク:【高城剛氏トークライブ】旅は、人を幸せにするのか?イベント書き起こし
都会から遠く離れた南の島での生活が、これからの豊かな暮らしにヒントを与えてくれるかもしれません。
しかし、海なし県長野県で生まれ育った私にはいまいちピンときません……
そこで沖縄の座間味島と鹿児島の甑島へ行って、島暮らしを体験してきました。
今回はふたつの島で感じたことをご紹介します。
沖縄の座間味島はレジャーが楽しめる島
まず最初に向かったのは、沖縄県座間味島。
座間味島は沖縄本島から西へ40kmの位置にある島で、高速船に乗ると50分で到着します。
01. ホエールウォッチング
座間味島の名物はホエールウォッチング。
毎年1月から3月末までザトウクジラを見ることができます。
ザトウクジラを見るために一日に何隻も船が出ています。
外国人観光客もたくさん来ていました。
02. スキューバダイビング
座間味島の海はスキューバダイビングのスポットでもあります。
日本全国や海外からもダイバーが集まっていました。
シュノーケリングやスタンドアップパドルも人気です。
透明度が高い海が座間味島の魅力ですね。
03. レジャーを楽しみたい人に最適な島
座間味島はレジャーを楽しみたい人に最適な島だと感じました。
ホエールウォッチングやスキューバダイビング、シュノーケリングなどのレジャー設備が整っていますし、島内のお店や飲食店も観光客の対応に慣れているからです。
外国人観光客に対応するために英語表記のメニューを用意しているお店もありました。
沖縄の座間味島は、長期休暇で遊びに行く島としておすすめです。
鹿児島の甑島はのんびりした島暮らしができる島
次に向かったのは鹿児島県甑島(こしきしま)。
甑島は鹿児島本土から西に35kmほどの位置にあり、高速船で50分。
01. 絶品のキビナゴ料理
甑島の名物は、キビナゴ料理です。
獲れたてのキビナゴは包丁を使わずに手でさばき、プリップリッのお刺身に早変わり。
刺身で食べると「甘い!」と思わず叫びたくなるほど、白身魚の甘さを感じられます。
キビナゴはアヒージョにも最適。
オリーブオイルとニンニクの香りで、ますます美味しくなります。
02. 必ず挨拶をしてくれるアットホームさ
甑島を歩いていると、住民のみなさんから「おはようございます!」、「こんにちは!」と必ず声をかけられます。
離島ならではの「コミュニティ内での人間関係の濃さ」を感じました。
民家の軒先には、野菜の無人販売もありました。
今でも無人販売が成り立つのはご近所で信頼関係が強く、よそ者が少ないからでしょう。
03. のんびりと暮らしたい人に最適な島
甑島はのんびりと暮らしたい人に最適な島だと感じました。
島には観光資源は少ないですが、美味しい海の幸や昔ながらのコミュニティがあるからです。
気候も温暖なので本州よりも早く春が訪れていました。
鹿児島の甑島は漫画Dr.コトー診療所のモデルになった島。
のんびりと島暮らしをしたい人におすすめです。
南の島にはそれぞれ違った幸せがある
沖縄の座間味島と鹿児島の甑島をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
「南の島」と一括りにしてしまいますが、実は島ごとに特徴は違います。
レジャーに向いた島があれば、のんびりと暮らすのに向いた島もあります。
二つの島で過ごしてみて、「南の島にはそれぞれ違った幸せがある」と感じました。
しかし、南の島ではデスクワークができないのでは?と心配になりますよね。
そこで次回は、南の島でリモートワークをした体験をお伝えします。
佐藤 駿 Facebook Twitter
デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営
1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。