【歩道】に家を建てる実験?建築家の卵が発案した移動できるエッグハウス

HOUSESMALL HOUSE

egghouse_01Photo by Beijing Times

建築家の卵が叶えた節約術とは?

支出の高い都市部でスマートに生活する方法

中国湖南省出身のダイ・ハイフェイは、地元の大学で建築を学び、北京にある建築設計会社にインターンシップの機会を得て上京しました。

しかし北京の家賃の高さにびっくり。

自分の身の丈にあう生活を考えたとき、素晴らしいアイディアを思いつきました。

なんと、自分が勤める会社のすぐ傍の「歩道に家を作って住む」ことにしたのです。

建築家の卵が作ったのは、車輪のついたまさに丸いエッグハウス!

怒られたらすぐ移動できるようにしたのでしょうか?

egghouse_05 egghouse_04Photo by Beijing Times

春には緑が生えてくる外装

構造は竹で編んだ骨組に、マット、断熱材、防水シートを被せたもの。

一番外側には、おがくずと植物の種を詰めた小袋を敷きつめることで、春に緑が生えてくるようにしたのだとか。

外壁の上にはソーラーパネルがあり、夜間に電気を灯します。

egghouse_02Photo by Beijing Times

室内にはツインサイズのベットと数冊の本を置ける棚などが設置され、3日分の水を貯めることができるタンクも完備。

寒い夜には電気毛布が明け方まで熱を供給してくれます。

電気毛布用の電気と水はなくなると、会社にて補充させてもらいます。

ダイの生活はとにかくユニークでシンプルで賢いのです。

実際に行動している生命力の強い彼は、建築家として期待大!

Sourse: http://www.ministryoftofu.com/


Editors' Voice

佐藤 駿
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デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営

1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。