きわどい土地でも建築可能!木の間をくぐり抜ける細長い

HOUSESMALL HOUSE

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木の間をすり抜けるヘビのようなデザイン

木を切らずそのままの地形を使って作る家といえばツリーハウスを思い浮かべますが、この細長く伸びたキャビンは「木と木の間の空間」を使って設計されました。

外観がまるでヘビのようなデザインになっているのはその為だったのです。

2001年宇宙の旅に出てくる宇宙船「ディスカバリー号」にも似ています。

この、アプローチの直線がなんとも綺麗で、異空間へ導かれていくようなデザインです。

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内観は白で統一

内部は至ってシンプルな構造で、細長いヘビの胴体部分にキッチン、トイレ、シャワールーム、その奥の丸くなっている部分がリビング兼ベッドルームとなっています。

このベッドルームも、2001年宇宙の旅に出てくるような全面白色のインテリアになっていますね。

ルイスとティアゴRebelo·デ·アンドラーデによる木スネークハウスPhoto:dezeen

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きわどい土地でも建築可能を目指すキャビン

また、太陽電池パネルと水のリサイクル装置が備えられているそうで、照明は省電力の物を使い、その他にも高断熱壁によってできるだけ効率的に電気が使用できるよう設計されているようです。

ちなみに「スネーク・ハウス」は建築家「Luís Rebelo de Andrade and Tiago Rebelo de Andrade」によるものでポルトガル・Salgadas公園との共同プロジェクトである「沿岸地域、川岸、山や都市環境など様々な状況の恩恵を受けることが可能になるデザインを目指したキャビン」の一つだったそうで、現在は宿泊施設として誰でも利用が可能なのだそうです。

ぜひ一度宿泊してみたいものですね。

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ルイスとティアゴRebelo·デ·アンドラーデによる木スネークハウスPhoto:dezeen

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Via:dezeen


Editors' Voice

佐藤 駿
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デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営

1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。