泡のように一瞬で消えていく世界を逃さない!【体験する透明テント】

HOUSESMALL HOUSE

bubbletent_04Photo by Bubble tree

透明=自然を余すことなく感じられる

フランス人デザイナー、ピエール・ステファン・デュマが作ったのは、エスキモーハウスのような形をした透明のバブルテント。

彼は人が自然の中で生かされていることを、より身近に感じることができるエコスペースを作りたいと考えていました。

「キャンプをする多くの人は、満点の星空の下で一晩を過ごしたり、陽が昇っては、沈んでいく様子を目の当たりにすることが体験できません。普通のテントやキャンパーバンにいる人は、これらの機会を逃しているのです」

と彼は唱えます。

bubbletent_03Photo by Bubble tree

贅沢なキャンプ「グランピング」が話題

グランピングという言葉をご存じでしょうか?

最近欧米では「豪華なキャンプ」や「おしゃれなキャンプ」を意味する「glamorous camping」というスタイルが生まれています。

星空の下での珍しい体験を提供するために、透明のバブルテントは設計されました。

ただのテントではありません。

球体の室内は思いのほかスペースが広く、ベッドスイートの快適さを持ち込むことができます。

今では、家具なども持ち込んだアウトドアホテルの1部屋として機能している場所もあります。

bubbletent_01 bubbletent_02Photo by Bubble tree

遮るものがない、ベッドの上は満点の星空

360度、ぐるりと自然を見渡せる。

普段は見落としてしまう、陽光の移り変わりや、動植物たちの息遣いを感じることができるでしょう。

隠す所のない透明のテントの中にいると、実は人が自然に見られているような気がしてくるかもしれません。

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そして日常生活では気づきもしなかった、新しいアイディアが突然浮かんでくるかもしれません。

それほど人にとって自然を近くに感じることは大切なのです。

思考を柔らかくするには、普段と違う光景、体験が必要ですね。

bubbletent_05 bubbletent_06Photo by Bubble tree

Sourse: Bubble tree


Editors' Voice

佐藤 駿
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デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営

1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。