ピンピンコロリと死にたいのは日本人だけ?ラテン人が働く意味とは

FEATURE

「ピンピンコロリ、って知ってる?」

私(ライター宮崎)は中米パナマ共和国に住んでいる間に、パナマ人からのこの問いかけをきっかけにして、ラテン人と働き方について議論をしました。

そこで今回は、ラテン人と日本人の働き方と価値観の違いについて考えてみましょう。

日本人の働き方への理解に苦しむパナマ人

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ピンピン健康で長生きし、死ぬときはコロリと大往生したい。

「ピンピンコロリ、って知ってる?」と聞いてきたのは、日本に住んだことがあるパナマ人の友人。

彼は日本で三ヶ月間働き、日本人の仕事ぶりに驚愕したと言います。

話題に上ったピンピンコロリとは、長野県下伊那郡高森町にある瑠璃寺が発祥のスローガンで、「お年寄りになってもピンピン健康で働き、死ぬときはコロリと大往生したい」という願いが込められています。

ピンピンコロリ=PPK運動として全国に

そして、ピンピンコロリは現在ではPPK運動」として、全国に広がっています。

その場に居合わせた他のパナマ人に、PPK運動について説明すると、「日本人の働き方は理解に苦しむ。老後まで働き続けたいなんて変だ!」と言われました。

私はこの反応に驚き、ショックを受けました。

日本では「真面目に働く者が良く、遊んでばかりの者が悪い」という価値観が当たり前なので、ピンピンコロリという考え方も良いと思っていました。

しかし、パナマ人たちの反応は一様に冷たかったのです。

Editors' Voice

ライター宮崎くんは、農業コンサルとして世界を飛び回っています。

彼のように多くの価値観に触れることで感じることをTHINK FUTUREで共有してもらいます!

今後もお楽しみに!

佐藤 駿
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デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営

1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。