すべてが「竹」で作られた6階建て巨大バンブーハウス
FEATUREpic: IBUKU
バリ島にそびえる巨大バンブーハウス
見るだけでも圧倒されるデザインのこの建物はなんと「すべてが竹で出来ている」個人宅。
バリ島の森の奥に立てられた6階建ての建物はまるで緑の中に浮かぶ要塞のようです。
ちなみにデザインはエローラ・ハーディ氏によるもの。
中央には竹で組まれた螺旋階段、そしてオープンなリビングが周りを囲むようにレイアウトされ、6階の展望スペースからは近くの渓谷が見渡せるという贅沢さ!なのですが、実はこれがリゾートホテルではなく個人宅というのだから驚きです。
バリ×竹の雰囲気は最強タッグ
竹の持つ雰囲気がバリという土地の空気感をさらに高めてくれて、毎日がリゾート気分になれそうですね。
土地の長所を活かす構想は必須ということを知らしめます。
これは川を渡るための廊下。
どこか異空間に導かれるような雰囲気を醸し出していますね。
幾何学的に組まれたSFチックなパターンもまた竹を使ったことでエキゾチックにも感じます。
pic: IBUKU
「竹」のポテンシャルは未知数
竹でも6階建てという建物が出来るということ、材質だけで醸し出す雰囲気を活かしたデザイン。
この建物を見ると竹というものがいかに素晴らしい素材かが分かりますね。
以前THINK FUTUREでも紹介した「水に浮く家?雨風と共存する、ベトナムの20万円 竹の家プロジェクトバンブーハウス」
でも、竹には可能性が残されているので、部材のポテンシャルは今後も注目すべきです。
Via : IBUKU
竹は昔から使われている素材。
柔軟ながらしっかりしているので、重宝されていたようです。
以前、上海へ出張へ行った時、工事現場が未だ竹の足場で作業をしていました。
竹という素材は未知数の可能性を秘めている。
佐藤 駿 Facebook Twitter
デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営
1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。