【シナジーが生まれる】2つ以上の職種に取り組むべき10の理由

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『二足の草鞋を履く』という言葉があるように、職種を二つ以上掛け持っている人も多数います。

一つの仕事をするより確実に体力的にも精神的にも大変なのに、どうして掛け持つのでしょうか。

2つ以上の仕事に取り組むべき理由を10個あげてみました。

1:安定した職業などない!リスクヘッジとしての「複業」

2つ以上の仕事を掛け持ちしている人の単純な理由に、仕事をひとつしかしないよりお金が稼げるからということもありますが、今やテクノロジーの進化もあり、機械やITに人間の仕事は代替されるようになっており、突如として自分の価値を奪われる可能性があるので、リスクヘッジとして複数の職を持つことは重要。

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2:時間にメリハリが出る

やるべきことが増える分、時間にメリハリが出て効率を上げることを考えるようになり、個人のスキルアップが可能になります。

そういった人材になると、価値が出てくるのでまた別の仕事が生まれ好循環になっていく。

結果、一つの仕事をしているよりも早くやるべきことが終わる上に、それよりお金が稼げるという状況が出てきます。

3:出会いの数が倍増する

出会いの数の差は顕著です。

また、掛け持っている仕事の専門性が違えば違うほど、様々なジャンルの人と出会うことができます。

自分の業界での当たり前が、他ジャンルの業界では「新しい」と思われる発見が生まれ、もともとの仕事へのより良いアウトプットが可能。

仕事だけではないライフワークにも取り組むことで、さらに相乗効果が期待できます。

出会いが多くなれば、仕事も楽しみとやりがいが出てきて、さらなる偶然が重なると思わぬ仕事が生まれる可能性も増えていきます。

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4:自分の限界に挑戦できる

時間や体力、精神など忙しくなればなるほど限界に挑戦することができます。

自分がどこまでできるのか?実力だめしとしても挑戦の日々を経験することができます。

その経験を踏まえると、個人の能力に限りがあることに気づき、チームを作ったりレバレッジのかかる事業に取り組むような思考が生まれてきます。

5:リラックスタイムがより重要になる

普段の生活が忙しくなればなるほど、自分の自由な時間の重要度が増します。

ここでオンオフを切り替えて考える方も出てきますが、プライベートと仕事の境界が曖昧になってくる人も出てくるはずです。

遊びが仕事になったら、他の人が真似できないほどの能力を発揮する場合があります。

楽しんで仕事している人は、周囲から見るといい空気を出すので好循環になってきます。

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6:それぞれの仕事の良さが実感できる

一つの仕事だけを経験していたら表面的に不満を感じることがあっても、2つ以上の仕事に取り組むことで俯瞰して観察することができ、それぞれの仕事の良いところがはっきりします。

7:自分らしい働き方が見つかる

『ワークシフト』(リンダ・クラットン著)にあるように、自分を取り巻く環境を分析し、自分らしい働き方を見つけ、主体的に行動することで創造的な未来を作ることができます。

自分が豊かと感じる働き方を選ぼう!

8:嫌な事、自分に不利なことに鈍感になれる

仕事が忙しく、日々のやるべきことが増えれば小さいことが気にならなくなります。

良い意味で、会社での嫌なことや自分にとって不利なうわさ話などに鈍感になることができ、余分なものが自分から離れていきます。

やるべきことにフォーカスしている熱量は雑音を軽減させるので、嫌なことがある場合は忙しくするというのも一つの手。

9:身体的なバランスに気をつける

仕事ばかりしていると、同じ場所、コミュニティに属することが多くなってきます。

同じメンバーと一緒にいると、考えが偏ってくるのであえて外したり、仕事ではないコミュニティへ積極的に参加することで、いいインプットを得ることで仕事へのいいアウトプットが生まれます。

定期的に趣味や適度な運動を取り込むことで、身体的なバランスを保つことはとても大切なこと。

疲れを感じる前に、ゆっくり休むことも必要です。

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10:総じて相乗効果が見込める

2つ以上の仕事をすることで、お金にも余裕ができ、時間の使い方が上手くなり、また出会いの数や自分のスキルは格段にアップするなど相乗効果が見込めます。

それぞれで必要なスキルが違うのでスキルアップも望め、それぞれ直接的なつながりは見えなくても、ふとした時に別の仕事で役立つようなスキルが身についていることがあります。

いかがでしたか。

2つ以上の仕事に取り組むことは、それだけ忙しくなり時間にも制限が出て大変になる部分もありますが、相乗効果が得られる点もたくさんあり、ひとつの仕事では叶わない貴重な経験をすることもできます!


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佐藤 駿
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デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営

1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。