採石場跡に建てられたコスト&デザインに妥協しないミニマムハウス

HOUSESMALL HOUSE

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見た目がとってもクールな家。

だけど、この家はただクールというだけではないんです。

建てられた場所が「採石場跡」というため、整地や建設にかかる費用を最小限に抑えるよう接地面積を極力小さくし、このようなデザインにしたそうです。

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デザインを担当したのはhyde+hyde architects

写真家でもあるオーナーの作品を集光によって、よりよく見せるという工夫もされているそうです。

外壁はCOR-TEN(鋼の最大の弱点である、「さびをさびで防ぐ」という独特の形で克服した耐候性高張力鋼)を使用し、耐食性を高め、内部パネルは高性能断熱パネルを用いているそうです。

さびでさびを防ぐ外壁もすごい!

パネルを当てるだけなので施工も簡単で費用も抑えられたとのこと。

屋内も機能的でとてもかっこイイ!

オーナーの写真?も映えますね。

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テラスもあってなんとも羨ましいところばかりな家ですね。

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機能、デザインを満たして費用を抑える。

チープ=妥協ではないということを実践してくれた家。

できないと思えばできないけど、考えればできるという事ですね。

Via : http://www.hydearchitects.com/project/house-for-a-photographer/


Editors' Voice

佐藤 駿
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デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営

1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。