建築費、光熱費を下げれる?ガラス屋根の路地がつなぐボックス型の6つの部屋。豊前の家

HOUSESMALL HOUSE

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建築家の谷尻誠氏が2007年に設計した、豊前の家を紹介します。

この家に住まわれているのはご夫婦と2人のお子さん。

この家の最大の特徴は、家が各部屋ごとに分離しているところ。

リビング、キッチン、寝室、子ども部屋、浴室、クローゼットの6つの建物の間を「路地」がつないでいます。

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屋根部分にはガラスがはりめぐらされているので、もちろん雨に濡れる心配はありません。

「自然光」を家のパーツとしてデザインする発想がすばらしいです。

また、路地と部屋同じ高さの床でつながっていて、素足のまま出入りが可能。

夏の間はガラス戸を開け放つことで涼しく、逆に、冬は扉を閉めることで温室のように暖かく過ごせるようです。

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それぞれの部屋は、家族の用途に合わせて変化させることができます。

例えば、子ども部屋の天井は4.5mもあり、成長に合わせて2つに仕切ったり、ロフトを追加することも。

「後から部屋を追加できる」というフレキシブルさが今まで少なかったように思います。

富前の家 1

建物自体はシンプルな箱形なので、そこまでコストもかさまないとか。

これをコンテナで応用すれば、よりコストも抑えれるのではないでしょうか。

縁側の役割をイノベーションって感じの未来型住宅だと思います。

Via: http://www.suppose.jp/

 


Editors' Voice

佐藤 駿
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デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営

1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。