フィンランドの湖畔に建てられた約110万円のミニマムハウス

HOUSESMALL HOUSE

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どことなく牧歌的で可愛らしい形のこの家は、ムーミンで有名なフィンランドの湖のほとりに建てられた小さな家。

大きさは50平方フィート。

この大きさにしたのも理由があるそうで、この地域では96平方フィートよりも大きな建築物には建設許可を得ないといけないという決まりがあり、その規制にかからないよう設計したそうです。

居住空間はリビングとロフト部に寝室。

そしてキッチンとバスルームもちゃんと備わっています。

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そして小さく可愛い家なのにかかったコストはたったの10500ドル。(約110万円!)

ほとんどの木材がリサイクルの為、こんなに安く出来たそうです。

特徴的なのは大きな窓。

自然採光のための背の高い窓に加えて、静かな環境の中でのんびりとくつろげる広いデッキも付いています。

一階から二階につながる大きな窓のおかげで部屋の中のどこからでも湖が見渡せるようになっているそうです。

こんな素晴らしい立地だと、眺めもホントにいいんでしょうね。毎日がとても清々しくなりそうです。

生活空間に求めるものを周囲の環境に委ねて、小さくても最大のくつろぎが詰まったなんとも羨ましい家です。

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Via : treehuger 


Editors' Voice

佐藤 駿
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デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営

1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。