バンドに仕込まれた3つの機能
では、スマートウォッチたる機能はどこにあるのか?という疑問が当然沸いてくるが、その答えはバンド部分にあった。
持ち物を減らし、身軽なライフスタイルを提供するために、厳選した3つの機能を搭載したとのこと。
Wallet(財布)
すべての店舗で使えるわけではないものの、コンビニで鞄やポケットから財布を出す必要は無くなるし、小銭の勘定も必要無い。
Notification(通知)
振動と色の使い分けで、メールやSNSの新着・更新を通知。
2インチに満たないちいさな画面で無理して確認するよりも、スマホを使える環境で対応すれば良い。
Activity(活動)
バンドに搭載された活動量計により、一日の歩数や消費カロリーなど、専用アプリで確認し、健康管理できる。
世に数多くデビューした“時計の姿をしたウェアラブル端末”とは一線を画す、“スマート機能を搭載した時計”であることに大きな意味があると思う。
発案者はきっと時計好きに違いない。
個人的には、このバンド部分を活かして、手持ちのお気に入りの時計と組み合わせて使いたいと思っている。
すでにサポーターは1000人を超え、クラウドファウンディングの目標達成率は540%を超えている。
気になる価格は¥34,800~。
ただし、全4パターンのデザインのうちいくつかは完売しているので、欲しくなってしまった人は急いでチェックしてほしい。
https://www.youtube.com/watch?v=AeKtuILOIo0
Source&photo:First Flight by Sony
ぼくはapple watchユーザーだが、まだまだ機能を持て余している。
SONYの提案のように「本当に使うものだけ」に絞ったスマートウォッチの方が実際に使うシーンが容易に想像できる。
実体験で得たフィードバックをより早く、本質的に有益であるプロダクトを提案することが重要なこととなるだろう。
佐藤 駿 Facebook Twitter
デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営
1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。