【未来に伝えたい】古くて新しいサスティナブルライフ!臼井健二氏

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価値のないものに価値をつける「空気の缶詰」

山小屋で働いていた時、空き缶の外側に貼ってあるシールを無料で配りました。

ある飲料メーカーの広報部長が資金援助してくれて実現しました。

空き缶って飲んじゃえばゴミになるじゃないですか。

山のゴミってヘリコプターで下ろすんですよ。

非常にコストもかかる。

そこで「空気の缶詰」と言っても売るというバカな事をしたんですよ笑

朝日新聞の一面にもなりましたよ。

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【佐藤】価値のないものに価値を与える発想はすごいですね!

用途を変える事がデザイン思考で、これから絶対重要だと僕も感じます。

【コンポストトイレ】

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大小分離型です。

中には腐葉土、米ぬか、くん炭が入っていて、うんちはもちろん畑で再利用します。

以前は中にトイレあったんですが、暑くなると発酵臭がするんですよ。

あまり心地よくはないので今は外にトイレを置いています。

今年、インドのノコプロジェクトでこのトイレを作ったら評判でしたよ!

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【臼井さん】ここはガーデンハウスで、固定式です。

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ソーラーチムニーで地下を暖めています。

1方のソーラーチムニーは断熱、1方はしていません。

そうすると空気が動いて地下に熱を蓄え、夜は反対に熱を放出するんですね

エネルギーを使わずに実現できます。

暖かさが循環して温度が平均化するんです。

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これ醤油です。

味噌、醤油作ると面白いですよ。

買う暮らしから作り出す暮らしですね。

こんな風に今までの取り組みもまとめたりしてます。

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Editors' Voice

臼井さんの豊かなインプット&体験を通じた言葉がとても印象的でした。

こんなライフスタイルも選択肢の一つとしてあってもいいかもしれない。

読者の皆様が何かをつかむきっかけとなる記事であれば嬉しいです。

臼井さん、ありがとうございました!

佐藤 駿
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デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営

1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。