《脱東京》本田直之氏が考える豊かなライフスタイルの未来とは?

FEATURE

本田 直之氏

レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役 シティバンクなどの外資系企業を経て、バックスグループの経営に参画し、常務取締役としてJASDAQ上場に導く。

現在は、日米のベンチャー企業への投資育成事業を行う。

ユニオンゲートグループ取締役、Aloha Table取締役、エポック取締役、コーポレート・アドバイザーズ取締役、米国Global Vision Technology社取締役、東京レストランツファクトリー顧問、アスロニア顧問などを兼務。

ハワイ、東京に拠点を構え、年の半分をハワイ、3ヶ月を日本、2ヶ月をヨーロッパ、1ヶ月をオセアニア・アジア等の国を旅しながら、仕事と遊びの垣根のないライフスタイルを送る。

これまで訪れた国は50ヶ国を超える。

著書に、レバレッジシリーズをはじめ、「ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと」、「なぜ、日本人シェフは世界で勝負できたのか」等があり、著書累計250万部を突破し、韓国・台湾・中国で翻訳版も発売。

サンダーバード国際経営大学院経営学修士(MBA)
明治大学商学部産業経営学科卒
(社)日本ソムリエ協会認定ワインアドバイサー
アカデミー・デュ・ヴァン講師
明治大学・上智大学非常勤講師

 

《脱東京》本田直之氏が考える豊かなライフスタイルの未来とは?


佐藤 駿(以下「佐藤」):本田さんお忙しいところありがとうございます!本日は
よろしくお願いします。

本田 直之氏(以下「本田」):はいはい。

佐藤:僕の簡単な会社紹介とかもさせてもらってもいいですか?

本田:ああ、ぜひぜひ。

佐藤:簡単に言うと、僕は東京で建築業界で働いていたんですけど、起業と同時に地元である長野に帰ってITの会社を始めという感じです。

アプリの企画・UIデザインを主にやっている会社で、オフィスをコワーキングスペースとして解放しています。

自社メディアとして【THINK FUTURE】というメディアをやっていまして、「未来」というキーワードでやっています。

今回、【THINK FUTURE】を始めるに当たってというか、起業するに当たっても一緒なんですけど、本田さんの本を大分僕読ませていただいて。

本田:ありがとう!

佐藤:大分思考が染まっております(笑)。

今日この機会をいただいて、本当にありがたいです!という感じでございます。

早速取材をさせていただければなと思っております。

本田:はい。

佐藤:よろしくお願いします。

移住を考える若者の増加

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佐藤:テーマとして「脱東京 本田直之氏が考える豊かなライフスタイルとは?」というタイトルで考えていまして、早速質問なんですけど、「移住を考える若者の増加」というキーワードがあって、僕自身、さっきお話したとおり、3.11の地震をきっかけに東京が麻痺したときに、このままのライフスタイルでいいのかな?ということを考えて、その前から起業はしたかったんですけど、そういう外圧的な巨大なものにブチ当たって本質を考えるようになったという感じなんですね。

僕は実際、長野と東京を今行き来している生活をしているんですけど。

本田:長野、どこなんだっけ?

佐藤:伊那市というところです。

本田:伊那市ってどの辺だっけ?

佐藤:長野の下のほう、名古屋寄りのほうですね、どっちかといえば。

本田:ふうん、なるほど。

国をまたぐデュアルライフはこれから必要か?

佐藤:僕は「東京と長野」という軸が今あるんですけど、本田さんは今、国内でももちろん転々といろいろされていると思うんですけど、「ハワイと日本」という軸が一番強いかなと思っています。

今の20代、30代の人は、東京と地方」のような軸の人が結構増えていると思うんですけど、これから「国をまたいでいくという選択」は、より加速していくのかなと思って、そこら辺をちょっとお伺いしたいと思っております。

本田:僕は別に国をまたぐ必要はないかなと思うんだけど、要は「自分が一番ベストな生き方を送れる場所に住む」ということが、これからの時代、大事になってくるというか、それが可能になった時代だと思うんだよね。

今までというのは、仕事があるところに住むという発想の人が多かったと思う。

それが東京だったりするわけで。

何で東京に住んでいるんですか?といったら、「いや、仕事があるから」という人がほとんどだった。

Editors' Voice

起業前から本田さんの著書を読み漁っていて、今回このような機会をいただけたことに感謝しています!

これは必見な記事ですよー。

佐藤 駿
佐藤 駿
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デザインファーム【THE APP BASE株式会社】代表取締役/コワーキングスペース【DEN】管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長/欲しいものはつくろう、自分の手で。DIY写真.レシピ共有アプリ【HANDIY】運営

1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。3姉妹のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所等)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所に捉われない働き方ができるIT業界へ転身。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供。
スマートフォンアプリのデザインやWEBサービスのUI、UXデザインを主に手がけ、ひいては建築の意匠設計・地域デザイン等、「広義のデザイン(問題を捉える正しい表現を掴む)」と「視覚のデザイン(問題を解決するUI、UXデザイン)」の両面からアプローチするデザインファーム。